職人泣かせの 中京区「K様邸」- 後篇 –

2022-12-01

さて続きまして、京町屋の改装現場
「鳥の子和紙貼りの施工」後篇です。※前編はココをクリック

まさに、Dpackの提案力と工事力!

今回、京町屋の2階部分の天壁をすべて鳥の子和紙に施工するのにあたり、
通常の2倍ぐらいかかる下地処理(パテ)仕事。
 我が職人チームの” ボス “が一人で丁寧に時間も手間も惜しみなく、
施工してくれました!!

そして、実際に貼る施工の時は、壁施工に3名、天井施工に2名。

そして、
↓実際に使用した鳥の子3色。
こんな3色も使うの?大丈夫?と誰もが思われたかと思います。
でもそこが鳥の子和紙の持つ素材感と風合いと奥行き。


お見事です!
なんとも言えない心地良い色合いと、新旧の融合した空間に仕上がりました。
お日様の入る午前中も優しくいい発色をしています。


こんな感じの提案で現場は進んで行きました。
ご要望がどんどんふくらんで、、、はじめは、シロ1色だったんですけど。
江戸時代から伝わる優しい伝統色が、古木のゴロンボ丸太と相性抜群。
新旧の空間の中にしっくりと馴染んでおり、お施主さんと一緒にしばらくこの空間に居て、
考えて悩んだ結果の3色づかいです。
 
バランスが何とも難しかったです!
企画室 後藤談

今回のDpack案件、かなりの創意工夫でやり甲斐ありました!
鳥の子和紙を天井壁に施工するにあたって、墨出しの時点で
あれこれと問題勃発!
一般ビニール壁紙とは違いノリの付け方も商材の扱い方も
貼り方も、鳥の子和紙独自の風合・感触がありました。
「あえて定尺サイズの和紙を鎧貼りの工法で施工する」なんと、職人泣かせっっっ!!
でも、仕上がりは流石!和紙の1枚1枚の表情に合間って織りなす微妙な質感と色合い。
歴史を感じる奥行き。
とにかく、天然素材の持つ存在感をどしっと思い知らされました。

壁装技能士 小柴談

↓ちなみに1Fはこんな感じです。
お店じゃないですよ、お家です。

1Fは VIETNAM Tileを敷き詰めて、京町屋のオモテから裏へと続きます。
いきなり巨大なモルタル仕上げのアイランドキッチン。
 
コンセプトは「キッチンに暮らす。」
気分は異国。

まだもう少し、仕上げに左官工事が入ります。
タノシミ。

 

企画室 後藤