織物・紙・箔・フリース壁紙の施工レクチャー!

2023-10-18

10/13に文化パルク城陽にて、
一般社団法人日本壁装協会さん主催の
壁紙施工講習会が行われました!

講師には、中村表装株式会社の中野さん、佐野さん、木藤さん
がお越しくださり丁寧でスマートなレクチャーを
説明を交えながら実践してくださいました!
施工内容は

・織物壁紙
・紙壁紙
・箔壁紙
・不織布(フリース)
の4種類。感動したところから面白かった部分など
ピックアップしてご紹介させていただきます。

▪️紙壁紙

紙壁紙はサンゲツさんの”SGB2092″
シボ感が美しい機会刷りの和紙壁紙です。

施工方法としては

・隣同士の壁紙をピッタリとくっつけて壁に張る【突きつけ施工】
・隣同士の壁紙を少し重ねて張る【重ね張り施工】
の2種類をレクチャーされていました。

驚いたのはコチラ↓

ふ…筆!?と色鉛筆?
なんと、重ね張りでの施工の際、どうしても壁紙の小口(壁紙の横断面)の白い部分
が見えて目立つので、水性色鉛筆を筆でこすり、小口の色塗りをされるのだとか。

こだわりに驚愕です。。。

常備している色鉛筆の種類も豊富なこと…
使用感を見ると、黒の壁紙で使用することが多いみたいです。


仕上がりをまじまじと見て
物件で活用できそうか検討中の後藤デザイナー。

職人さんが全体の見え方に着眼点を置いて施工されている姿に
感動でした!

▪️壁紙

箔壁紙は、歴清社さんの”RSY-001″
銅と亜鉛の合金である真鍮で制作された洋金箔です。

施工は重ね張りが印象的でした。


き…きらびやかです。
金箔はデリケートなので、持ち方や扱い方ですぐにシワがよってしまうとのこと。
下地も全てひらうので、下地にも繊細になってください!とお話されていました。



少し触っただけでシワが…!
下地をすべて反映してくるよの例( 下地木 )


重ね張りをする際は、金箔に糊が定着するように、
糊シロ部分をヤスリがけするのがポイント!とのこと。

このような一手間を職人さんが日々何気なくされている姿はカッコイイ!


ホソイの職人さんも、意見交換を重ねながら勉強されていました!
美しい花にはトゲがある!?箔壁紙ですが、
張り上がりはやっぱり奥行きが感じられてインパクト大!!
天井にドンッ!と施工したいです!

職人さんが終始目を光らせて施工されている姿に、
是非とも私たちが提案して実際に納めて行きたい…!という意欲がさらに湧きました。

良いものを見て、納めて、良い仕事をして、学んで…
そんな姿を目指して、日々精進して行きたいです!

 

貴重な講習会をありがとうございました!

 

インテリア企画室
神谷


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