今回、ハウジング・インテリアプロスクールHIPSさんが、
インテリアデザイナーの綱村眞弓さんを講師をしてトレンドセミナーの開催をしてくださり、
ZOOMで視聴させていただきました。メゾン・エ・オブジェのコンセプトと
考え方にとても関心したため、そちらを中心にレポートしたいと思います。
メゾン・エ・オブジェとは、フランス パリで行われるインテリア&デザインのトレードショーのことです。
01. IN THE AIR イン・ジ・エアー
一時的停止の提案の意味。
清々しい空気。ゆっくりとした瞑想。カラフルな生まれかわりを後押するようなデザイン。
■MATERIAL 素材の雰囲気・キーワード
1 透き通った素材 / 曇ったガラス / 清々しさを感じる / 霞み
2 和紙 / ここち良いファブリック / 瞑想 / 床に近い暮らし / 座布団 / 木を使用した手作り感の強いもの
3 リフレッシュ / エスニック / 瞑想 / ファッションを感じる / 不透明 / カラーガラス / アブストラクト ( 抽象的 )
02. GROUNDED グラウンディット
原材料に注意を払い根付かせることを Grounded と称しています。 豪華さとは素材の感覚的な心地よさで、
知覚的なものとして、バーチャルなものとは対照的に捉えています。
■MATERIAL 素材の雰囲気・キーワード
アート / 素材 / 地球にやさしい製品づくり / クリーンで誠実 / 素材を重んじたプロセスがしっかりした商品
03. SLOW HOSPITALITY スローホスピタリティ
地元の風景や文化と責任を持って持続可能な方法で
再接続する方法としてスロートラベルが提案されています。
■MATERIAL 素材の雰囲気・キーワード
スローライフを楽しもう / 自分たちの生活に責任をもって地球に再接続 / あらたに発見していこう ぬくもり / インダストリアル
メゾン・エ・オブジェの展示について
今年は、ウクライナの物流のこともあり、普段あまり見られなかった
インドの方面からのファブリックも多く展示されていたようです。
明るく、カラフルなファブリックが多く見られました。
世の中の動きと、トレンドと…すべて繋がっていくことが面白くもあり、少し恐さも感じたり…
私にとって考えさせられるブース展開でした。
こちらは、壁紙。
今年のトレンドは 3D なんだそう。
リサイクル壁紙と、表情のかわる 3D 技法がアツい!とのことです。
はやく実物をお見かけしたいところです。。
パノラマのような風景壁紙も人気なのだそう!
高級家具とコーディネイトされてました。
(↑上2枚のお写真、今回特別に掲載許可いただいています)
拝聴して
今回セミナーを聞いて、
自分を労わる【自分の時間を充実させるインテリア , ユートピア】&【環境配慮】 の空間がとても多く驚きました。
これも、コロナや時代の流れのなかで変わってきたのだと思いました。 そして、環境に配慮した素材の開発が、
急速にすすんでいることも改めて確認できました。 環境に配慮しながらも意匠性に秀でたファブリックが今後販売されていく中で、
アンテナを立てて、時代に遅れずに勉強して行きたいなと強く感じるセミナーでした!
インテリア企画室
神谷